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「1時間やったのにヘトヘト…」を防ぐ!時間割を捨てて“エネルギー配分”で管理する究極のコツ

「よし、今日から毎日1時間、新しい勉強をするぞ!」

そう意気込んで始めたものの、日によって全然進まなかったり、異常に疲れて三日坊主で終わってしまった…。

そんな経験、ありませんか?(僕は何度もあります…笑)

これ、「自分の意志が弱いからだ」と自分を責めてしまいがちなんですが、実は違うんです。

原因は、意志力ではなく「時間」で管理しようとしていることにあります。

前回の記事ではフェーズごとの違いを解説しましたが、今日は、時間割を捨てて、脳のHPを守りながら継続する「エネルギー配分」という考え方を紹介します。

この視点を持つだけで、挫折率がグンと下がりますよ!

なぜ「時間配分」だけでは失敗するのか?

多くの人はスケジュール帳に「19:00〜20:00 勉強」と書き込みます。

でも、よく考えてみてください。

同じ「1時間」でも、朝起きた直後のスッキリした1時間と、仕事でボロボロに疲れた夜の1時間では、脳のスペック(使えるリソース)がまったく違いますよね。

さらに、タスクの重さも違います。

  • A:新しいスキルの勉強(頭を使う・判断が多い・重い)
  • B:単純なリサーチ作業(手を動かすだけ・軽い)

この2つを同じ「1時間」という枠にはめてしまうと、どうなるでしょうか?

Aをやった日だけ異常に消耗して「もう無理…」となり、Bの日は「やった感」だけで終わってしまう。

これが挫折の正体です。

管理すべきは「時間」ではなく「消耗度」

だからこそ、前回の記事で解説した「全3フェーズ」において共通して大事なのは、「エネルギー配分(どれだけ脳を使ったか)」で管理することなんです。

もしAが「重いタスク」なら、時間は30分でもOK。

逆にBが「軽いタスク」なら、2時間やってもOK。

時間はバラバラでいいので、「終わった後の疲れ具合(脳の消費カロリー)」を揃えるイメージを持つと、無理なく続けられますよ。

「日替わり」ではなく「週単位」で主役を決める

もう一つ、エネルギー漏れを防ぐ重要なコツがあります。

それは、「週単位で主役を決める」ということです。

「月曜は英語、火曜はプログラミング、水曜は…」と日替わり定食のようにタスクを詰め込んでいませんか?

実はこれ、脳にとってはめちゃくちゃ燃費が悪いんです。

「切り替えコスト」を節約しよう

人間の脳は、タスクを切り替えるときに大きなエネルギーを使います。

日単位でコロコロ変えると、毎回「えーっと、前回の続きはどうだっけ?」と思い出すところからスタートになり、本題に入る前に疲れてしまいます。

だからこそ、「今週の主役テーマ」を1つ決めるのが合理的です。

  • 今週:Aをガッツリやる週(BとCは維持だけ)
  • 来週:主役をBに入れ替える

こうすることで、脳のモード(コンテキスト)を維持できるので、同じ時間でもより深く没入できます。

これは初期の探索フェーズでも、成果を出す集中フェーズでも使える鉄則です。

【裏技】初心者はあえて「学校の時間割」をパクれ!

ここまで「時間割(時間管理)はダメだ」という話をしてきましたが、最後にちょっとしたどんでん返しがあります(笑)。

もしあなたが、「まったく新しいこと」を始める超初期段階(フェーズ1:探索期にいるなら、あえて「学校の時間割」をマネするのも大正解なんです。

「え?言ってること矛盾してない?」と思いますよね。

学校の時間割は「強制終了」のシステム

学校の時間割って、個人の成果を最大化するためではなく、「集団がエネルギー切れを起こさないように平均化する装置」なんです。

  • 50分経ったらチャイムで強制終了(やりすぎ防止)
  • 重い教科と軽い教科が混ざっている(負荷分散)

新しいことを始めたばかりの頃は、自分が「どこで疲れるか」「どれくらいで限界が来るか」がわかりません。

自分でエネルギー配分ができないうちは、時間という外枠で強制的に区切ってもらうほうが安全なんです。

最高のステップアップ手順

ですので、おすすめのステップはこうなります。

  1. 開始直後:まずは「時間割」っぽく始める(30〜60分枠で強制区切り)。
  2. 慣れてきたら:タスクの重さが見えてくるので、「エネルギー配分」へ移行する。
  3. 成果が出たら:「週単位」で主役を決めて一点集中する。

最初から完璧にコントロールしようとせず、自転車の補助輪のように「時間割」を使ってみてください。

まとめ:スケジュール帳には「時間」ではなく「HP」を書こう

スケジュール管理がうまくいかないのは、あなたが怠け者だからではありません。

単に「脳のHP残量(エネルギー)」を見ていなかっただけなんです。

  • 重いタスクは元気な時間に、短い時間で。
  • 軽いタスクは疲れている時間に、長い時間でもOK。
  • 迷ったら「週単位」で主役を決める。

これだけで、同じ1週間でも成果の出方がまるで変わってきます。

ぜひ今日から、スケジュール帳を見直してみてくださいね!(^^)

「でも、そもそも『重いタスク』ってやる気が起きないし、向いてない気がする…」

そんなふうに悩んでしまうこと、ありますよね。

次回は、その「重さ」の正体を暴きます。実はそれ、タスクを「軽量化」するだけで解決するかもしれません。

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